ユーザー車検とは
みなさお車はお持ちだと思いますが、本日わたくしユーザー車検を受けて見事合格してきましたので記事にしたいと思います。
それではユーザー車検とは一体何なんでしょうか?
車検はご存じかとは思いますが、ユーザー車検とはお車をお持ちの方が、町の整備工場やディーラーなどではなく、直接陸運局や軽自動車協会にお車を持ち込んで、お車の継続検査をすること(継続検査とは車検証の満期以降もそのお車を乗り続けるために受ける検査)なんですね。
実際にやってみるまでに当然インターネットや、今回は軽自動車でしたので、軽自動車協会のやり方をシミュレーションして挑みました。
と、ここでインターネットを調べているにあたり、以前の記事の自分でやる相続と同じようなサイトや、サイトのうたい文句を発見しましたのでご紹介します。
と、そのまえに相続の記事はこちらです。
ここでも出てきた戸籍関係の書類は取り寄せたり、読むのがすごく大変なんです!ぜひ司法書士にお任せください!というフレーズなんですが、ユーザー車検でも出てきました。
ユーザー車検の場合は、検査場の検査に落ちる原因の大半は、検査中のユーザー自身の操作ミスがほとんどです。ハンドルを切ってしまったり、ブレーキの踏み込みが甘かったりなど検査に慣れていないとそれだけで不合格になる場合もあり、再検査に要する時間も費用も掛かります。車検は〇〇(屋号)におまかせ!といった具合ですね。
相続の時と同じようなフレーズで必死さが伝わってきました。
じゃあ難しいのか?と聞かれれば、慣れていないと難しいと思うよ。と答えるでしょう。
何故かといえば、検査員の方たちも時間内に終わらせようと必死に働いてくれてますので、何も言わなければ、勝手に検査してよ状態になるからなんです。
ということで、相続の時にもありましたように、相談員に相談するような感じで、検査レーンに並んだら、「すみません。初めてやるので教えてもらっていいですか?」と聞いてみてください。
すると、案内係という方がついて一緒に検査を回ってくれますので絶対にユーザー自身の操作ミスはありません。
なので慣れていない方は、必ず案内係についてもらうようにしてください。
この案内係がついてくれることで、ほぼ9割ユーザー車検は完了します。
ユーザー車検のやり方
調べるとかなり数多くのサイトが徹底的に解説してくれて、ほとんどのサイトは読む気がうせますので今回私が軽自動車を検査した例を挙げて簡潔にお話しします。
①軽自動車協会のサイトにアクセス、アカウントを取り、ユーザー車検の希望日、希望時間を予約する。(落ちた時の為に午前中推奨)
②検査日の少し前に、鉄チンホイールなのでホイールキャップを外し、ウォッシャー液の確認をする。検査当日は予定時間より少し早めに最寄りの軽自動車協会に行き、申請書類に記入する。(持っていくものは車検証、納税証明書、自賠責保険証、点検整備記録簿、認印)認印以外は車の車検証入れにセットで入れている方が多いと思います。
③重量税を払いに行く(5000円でした)
④検査費用を払いに行く(1400円でした)ここで、自賠責保険が切れるまであと少しですがここで更新されますか?と聞かれたので自賠責保険24か月に入りました(25070円)
⑤全部持ってユーザー車検受付に提出する。
⑥平成31年度の12か月点検は実施していたものの、令和2年度の12か月点検の整備記録が無いので指摘される。(この後受けますと言う。車検証には整備記録なしと小さく書かれます)
⑦渡された検査票の入ったクリアファイルを持って検査レーンに並ぶ。
⑧確認に来た検査員の方に、「初めてなので教えてもらっていいですか?」と言う(超重要!無線で案内必要ですと連絡してくれてました)
以上です。これで9割終了です。
検査の鬼門!光軸検査
大半の方が落ちると名高いヘッドライトの光軸検査はやはり落ちました。
案内係の方が付いて説明通りにやりましたが、案の定落ちました。
まぁ想定内で、前回の12か月点検から1年ほったらかしでは光軸もずれるハズです。
この場合は検査レーンから出る際に、あと光軸だけ再検査ですね。と言われますので、近くに整備工場ありますか?と聞けば、この検査場と同じ設備のある専門の整備工場がありますので(2100円)で直してくれます。
この時の為に、ユーザー車検の予約は午前中を取っておいたほうが良いということです。
お昼は1時開始なので、さっと整備工場で光軸を調整してもらい、コンビニで弁当ゲットし、1時前に検査レーンに並び、車内で1時の検査が始まるまで弁当でも食べながら過ごします。
お昼の部が始まったら、次の検査は光軸の確認だけなので案内係もいりませんね。
他の検査もスルーして光軸だけやり直して見事合格で終了です。
駐車場に車を止めて、検査票を受付に渡し、呼ばれたら新しい車検証と検査章票(ルームミラーの近くに貼ってあるやつ)をもらって終了となります。検査章票は家でゆっくり貼り換えればよいと思いますよ。
今回かかった費用は?
①重量税5000円
②検査費用1400円
③自賠責保険料25070円
④光軸調整費用2100円
合計で33570円でした。
さて、あなたの車検費用と比べていかがですか?高いですか?安いですか?
ユーザー車検をやるべき車
これは特に車種というわけでなく、ディーラーからの6か月点検、12か月点検を必ず受けに行っている方は、点検整備記録簿も記載されていますので、受けるのはお勧めです。
もしくは良心的なユーザー車検代行業者に頼んでも、これだけの点検をきちんと行っていれば安く済むかと思います。
このように、日常の点検をしっかりやられている方、オイル交換しかり、ガソリンを入れるついでにタイヤの空気を入れながらしっかりタイヤの溝を確認できる人は本当にユーザー車検をお勧めします。
Q & A
今回ユーザー車検を受けて、この先2年間何もしなくていいということではありません。
オイル交換やブレーキの鳴きや、タイヤの溝の確認など、日常的に気にしている方には、ユーザー車検は究極の愛車のDIYだと思います。