戸籍謄本とは
ほとんどの方が、本籍を知る書類という認識ではなかろうか。
実はその内容は本籍はもちろん、あなたから見た父の名前、母の名前、そしてあなたの妻、子供、どこに住んでいるのか。
まるで一家族の家系図みたいになっており、全部事項証明書とも言われます。
今回は先日亡くなった母に対しての簡単な生命保険を姉が掛けており、受け取りは姉ではあるが、その書類の性質上、長男の私に対しても生命保険の請求で必要になるとの事で取りに行ったわけですが、郵送と直接取りに行くのか迷った挙句、他県ではあるが、直接取りに行くことにした。
戸籍謄本を請求する前に本籍を調べよう
これはもちろんあなたの本籍がある市町村に取りに行く必要がある訳だが、ここで問題がある。
本籍はどこだ？
私みたいな時代の人間は運転免許証を見れば、本籍、住所が書かれており、車の運転中に検問や職務質問を受けた際は、本籍を見て本籍○○なの遠いね、等と警察の方によく言われたものです。
しかし今や運転免許証に本籍は書かれておりません。
ではどのように調べたらよいのでしょうか。
運転免許証を発行した警察署に調べにいきましょう。
そ、その前に、
運転免許証を発行した警察署で本籍を確認するのと同じことができるアプリがありますのでこれで確認しましょう。
NFC搭載のandroidならものすごく簡単です。
ここで暗証番号を間違えないようにしてください。
3回間違えると警察署に行かないと直すことができませんが、直すついでに本籍を確認しても良いかも知れませんね。
あとは多少お金と時間がかかるが、市役所に本籍記載の住民票を取りに行くかだ。
そして請求方法だが、郵送と、直接趣く方法と2種類ある。
私は他県ではあるが、隣の県で2時間半も車で走れば済むので、直接取りに行くことにした。
実は郵送請求は面倒
もっとネット上から簡単に請求できたり、支払いもクレジットカードが使えたりしたら良いのだが、実は郵送請求は少しばかり面倒なので、急いで必要とあらばガソリン代はかかるが、隣の県程度なら直接取りに行くことをお勧めします。
私の市町村の場合、郵送請求なら支払いは定額小為替での支払いしか駄目らしいのだ。
全国の市区町村がこの支払方法だけなのかは解らないが、定額小為替もなかなか曲者で、郵便局でしか購入できずに、発行手数料が100円かかるという代物なのです。
私も昼間はずっと仕事をしている身なので、郵便局が開いている時間に定額小為替を買いに行くのは休みの日くらい、休みの日に買いに行って、切手貼って投函して待つくらいなら直接取りに行ってしまいましょう。ということである。
直接取りに行くなら出張所に行きましょう
さて自分の本籍が分かったなら、本籍のある市町村のホームページから市役所以外でも戸籍に関する請求ができる出張所を探してみよう。
市役所は色々な方が訪れます。中には直接市役所に赴かなければ請求できない書類を取りに行かれている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、住民票同様、戸籍謄本も出張所（市役所の分所）というところで請求でき、ほぼ混雑していないので出張所がお勧めです。
しかも私の本籍の市役所の出張所は、私が2時間ほど車で走り、その市に入った直後に出張所があったのですごくラッキーでした。
市の中心部にある市役所は周辺道路も混雑するので助かりました。
戸籍謄本の請求
めでたく出張所に到着したので、出張所の戸籍謄本の請求書類に記入しました。
印鑑が必要かなと思って用意してきたが、そんなものも必要ないくらい簡単で、こういった書類を初めて見本無しで記入したかもしれないというくらい簡単だった。
まず、請求する人、私だ。
次にどこの住所、欲しい本籍を記入。
これが必要な方の筆頭者と氏名は？ これも私だ。
何に使うの？ その他の生命保険の請求。
書いたのはこれだけである。
そしてこの紙を市の職員の方に渡し、身分証（運転免許証）を提示したら、１分ほどで戸籍謄本が出てきて、450円払って終了。
実際に取ってきた戸籍謄本がこれ。
何から何までわかってしまうので、大変申し訳ないが本当に取ってきてるのでボカシてあります。
帰宅コースは久しぶりに好きなところに寄るか、久しぶりの地元の友人に会うかすればガソリン代も無駄にならずに済むことでしょう。
Q ＆ A
結局のところ出張所の待ち時間は何分だったのかしら
車は10台くらいあったのにお客（申請者）は私一人、申請書に記入する時間を入れても５分程度でした。
