こちらの記事は2013年3月7日の記事を再編集したものです。
microSD を用意する
RAMのようにアクセスさせますので、できる限り高速で、安定性の高いmicroSDを用意しましょう。
アプリの一部をmicroSDのパーテーションの一部に頻繁にアクセスさせますので、ノーブランド等のmicroSDはお勧め致しません。
信頼性、安定性、かつ高速なclass10のmicroSDが好ましいと思います。
root化されたスマートフォンを用意する
私は先日root化しました HTC desire HD (softbank 001HT) を用意しました。
HTC社はすべての新発売のブートローダーをアンロック可能にすることにより、
発売後のソフトウェア開発者達を支援することを表明しております。
HTC desire HD (softbank 001HT) カスタムROM cm-JellyTime は ぬるぬるサクサクか?!
HTC desire HD (softbank 001HT) の完全root化の記事は上のリンクでご紹介しております。
ROM Manager から crockworkmod を導入する
こちらもすでにインストールされているかと思いますが、crockworkmod(CWM)です。
今回はカスタムリカバリーソフトからパーテーションを区切り、EXTのフォーマットをかけますので必須のアプリになります。
以前は別の方法で crockworkmod(CWM)をインストールしておりましたが、ROM Manager という素晴らしいアプリからインストールできるようになってます。
busybox をインストールする
Google Play から busybox をインストールしてください。
busybox というアプリを動作させてるような姿がないのですが、何のために入れるのでしょう?
busybox はこのアプリそのものを起動させて何かをするわけでは無く、root化された環境下で動くようなアプリの橋渡しや、動作の手助けをしてくれる”縁の下の力持ち”アプリです。
link2sd をインストールする
link2sdは いわゆる link to SD をもじったアプリで、EXTパーテーションへのアプリの移動を手助けしてくれます。
以上で下準備は完了です。
ext パーテーションの導入
それでは実際にやっていきましょう!
下のほうに ext パーテーションを作る という欄がありますが、ここだと ext パーテーションが指定できる容量が少ないのでリカバリの方から行ないます。
立ち上がったら SD パーテーション という欄がありますので、まずは、ext パーテーションの容量を指定。
16G の microSD ですので、私は 2048MB 取りました。
次に、cash の容量を指定 私は 256MB と指定したと思います。
そして reboot すれば パーテーションが すでに構築されています。
立ち上がりましたら、link2sd を起動させると、画面のように表示されます。
ここで、ext4 を指定。
このあと再び link2sd を起動。
ユーザーアプリをフィルターにかけ、ext パーテーションに移動します。
ここで注意しなければいけないのは、単に SDに移動 としてしまうと、従来どおりのSDの場所(ext パーテーションではなく、FAT32 の方)にしか移動しません。
ですので、指定したら リンクを作成 を実行して下さい。
これで ext パーテーションに選択したユーザーアプリが移動します。
移動することがどうしてもできないアプリ(動作不安定になる)は移動(リンク)が不可能です。
Link2sd はあらかじめ、インストールされたアプリを ext パーテーションに 移動したりという事も指定できる万能アプリです。
ダウンロードアプリを50個ほど移動させましたが、システムのアプリ管理から内部ストレージを見ても 154MB しか使用していないことになっています。
crockworkmod からは 4096MB まで ext パーテーションを取ることができますので、microSD の容量と相談して下さい。
これで次回は ZTE BLADE (softbank 003Z)に ext パーテーションをとって android4.2の導入にチャレンジしようと思います。