部品が小さいだけで簡単です
おはこんばんわ。
おげれつさんじゃないよ、広報部さんです。
今回はみんな休校で勉強ばかりで飽きてしまっている人も居ると思いますので、iPhoneの修理を紹介していきたいと思います。
これができれば、
iPhone6S 6Splus
iPhone7 iPhone7plus
この程度ならジャンク品を中古で手に入れて修理すれば全部で1万円かからなく使えるようになると思います。
※保証がなくなりますので自己責任でお願いします。
個人でも修理できる部分
とはいっても、修理できる部分は限られます。
ネットで部品、または互換部品が手に入れれる個所に限りますので、メイン基板が破損したりしたらとても手に負えません。
良品丸ごと交換なんてこともできますけどシリアルナンバーとかが変わってきますのでやめたほうが良いです。
ネットでも互換品が手に入れれて簡単に修理できるのは、
バッテリー
液晶
ホームボタン以外のボタン類
内外カメラ
ライトニング差込口
程度になるかと思います。
ホームボタンはそのiPhoneに付属しているボタンでないと、タッチIDがアクティベートできなくなるので完全に移植してください。
他のiPhoneから移植すると指紋認証が使えなくなります。
今回は基本中の基本、
落とすとすぐ割れるiPhoneの液晶交換です。
これができれば、バッテリー交換も簡単です。
部品の調達方法
部品の入手は基本amazonからになります。
特に表面に出ている液晶は、タッチ感度、3Dタッチ、液晶表示の具合、輝度などすぐに不良が分かってしまう部分だけに評判の良いものを探す必要があります。
というのも、iPhone純正品など売られているわけもなく、純正互換品が販売されているだけなので、レビューを見たり、レビューからの写メを見て、購入を踏みとどまっている方も多いかと思います。
もう何台、何十台と修理している私が外れの無い液晶部品をご紹介します。
その前に、プライム会員に入っておくことをお勧めします。
(30日間の無料期間中に注文、必要なものを注文し終えたら解約してOKです)
そして今回サブ機のiPhone6Splusの液晶を落として割ってしまったので、注文したのがこちらのお店です。
2年ほど前から注文させてもらってますが、未だに外れの部品はありません。
※画像クリックでamazonに飛びます。(タブで対象の液晶パネルを選べます)
あらかじめホームボタン、カメラ付きなんて商品もありますが、基本的には移植しないと正常動作しない(特にtouchIDはアクティベートできない)のでわざわざ付属している分、高い商品を買う必要はありません。
必要工具も付属してきます。
工具はかなり小さな工具となりますので、何度か使用しているうちに、ドライバーの先が丸くなってきてネジを舐めてしまう恐れがありますので、毎回工具もセットで届きますが、新しく届いた工具を使用することをお勧めします。
液晶パネルの交換
毎度のようにSZMさんに部品を注文。
最近はamazonも例のウィルス問題で少し遅延が発生しているようです。
今回は少し届くのに時間が掛かりました。
amazonは注文履歴から領収書がすぐに発行できるので素敵ですよねぇ。
毎回工具は付いてきております。
右下のは以前注文した時に届いた工具で念のため用意しております。
iPhoneは画面がバリバリに割れても操作ができるのが素敵なんですが、今回は打ちどころが悪く、全くの操作不能に陥りました。
痛い出費です。
動画も撮りましたが、探せば腐るほど動画が出てきますのでそれを参考にでもしてください。
Lightningの差込口の両側のビスを外します
とにかく十字型ではないドライバーで差込口の両側のビスを外します。
静電対策してないとかこの際無視してください。
SIMトレイを外す
購入時の箱の中に、SIMトレイを引き出すピンが入ってきてますけど、もう箱が無いよって人はクリップを伸ばして使ってもOKですよ。
割ります
殻割りみたいで面白いところです。
付属の吸盤を画面のホームボタン付近に貼り付けて引っ張ると、イヤフォンジャックの上辺りに爪を入れれる引っかきがありますので見えたらすぐさま爪を挿入します。
そしてそこを中心にネジネジとゆっくり割っていきます。
液晶パネルの下部、2か所のアールになっている部分に両面テープで接着されていますのでそこを外してしまえば簡単に割れます。
液晶パネルのコネクタを外します
ネジは5本。
ロックタイト(ネジ止め剤)が付いていたり、長さも違うので後で戻せるように位置関係が分かるように置いておく。
ネジも小さいので私の場合はかなり強力な磁石をドライバーに付けて作業しています。
ホームボタンとカメラの移植
何度も言いますが、ホームボタンは固有のIDで制御されていますので、必ず移植が基本。
付属のものを使用するとTouchIDが使えなくなります。
カメラも付属のものがありますが、必ず移植。
どこのメーカーの物かも分からない付属品を使用すると、カメラ性能、制御がずば抜けているiPhoneの良さが無くなります。
その前に、液晶パネルの裏のバックパネルを外します。
両サイドにネジがありますが、すべて同一のネジです。
ホームボタンを抑えているパネル、ネジも位置関係を把握。
このパネルは元に戻すときに、フラットケーブルと基板も抑え込むので、無理にはめ込まない。
きちんとフラットケーブルと基板を所定の位置にします。
※因みに、注文した液晶パネルの裏面の赤いビニールは、単なる保護シートなのでめくって外してください。
外さないと液晶パネルの感度が悪い、3DTouchが効かないなどの不具合が起きる可能性があります。
カメラのこの部分は色々と部品点数が多いので、先ほどのように丁寧に外してください。
内外カメラを移植する際に、透明のプラ部品や宙に浮いた基板などが出てきますが、付くようにしか付きませんので慌てないように。
始めてバラすよって初心者には難所かも知れません。
ビデオを観たり、実際にビデオを撮ったりしておけば訳が分からなくなったときに見直せます。
元に戻す前に確認
ホームボタンとカメラの移植が無事終わりましたら、バックパネルを付けて元に戻していきます。
完全に元に戻す前に、液晶パネルのコネクタ3本を接続し、プレートを仮止めしたら、電源を入れてきちんと映るか確認しましょう。
これ意外にやってない人が多いです。
完全に組み上げて立ち上げたら画面に縞模様が移ったり、ノイズが走ったり、再度電源を落として、無理なく3本のコネクタをしっかり差し込み直せばほぼ直ります。
綺麗に映っても、念のため液晶の調整をリセットするために強制リセットします。
※強制リセット(ホームボタンと電源ボタンをリンゴマークが出るまで長押し)
ここまできたら、仮止めしてあるプレートを締め付け、カメラ側から液晶をはめて、充電ケーブルの差込口両側のネジを止めて終了です。
これで3000円程度で修理完了です。
町中にiPhone修理するお店がありますが、6Splusならある程度の期間保証は付いてきますが、10000円程度かかります。
この程度ならチャレンジしてみてはいかがでしょう。
Q & A
ポイントはちゃんとしたamazonのお店で液晶パネルを購入することと、ホームボタン、内外カメラは付属の物を使わず移植することに尽きます。