実際に働いてみて分かったこと
早くメインのお仕事の副業が認められないかなと思いながら、非常に少ない時間でも未だにパチンコ屋さんで働かせてもらってる広報部さんです。
詳しくはこちらを読んでね。
こちらの記事の最後のほうに書きました皆さんが思っているようなパチンコ屋さんの闇を働きながら（潜入）実際に体験してきましたのでその疑問にお答えしたいと思います。
遠隔はあるのか
まず皆さんが思う疑問はこちらかと思うのですが、自分が止めた台を別の人が座るとすぐ当たったり、絶対に当たるであろう演出で当たらなかったり、遊技している人にとってはおかしいなと思うことが多々ありますよね。
そこで遠隔操作が疑われるわけですが、これについてかなり聞き込みをしてみました。
実際、遠隔操作自体はある、それも大昔。
そしてテレビ番組で特集されて、あたかもほとんどのパチンコ屋さんが遠隔操作をしているような番組が放映されたと記憶してます。
なのでその年代のお客さんは（ほとんどがその年代ですが）未だに遠隔操作を疑ってきますし、絶対当たる演出なのに外れたぞ！警察を呼ぶ！と、私も言われたことがあります。
しかし、安心してください。
業界はそのようなパチンコ屋さんを排除するような仕組みになっていますし、そもそも離れたところから操作するのであれば、LANケーブルのような双方向通信ができるような受け口がパチンコ台に付いていないとダメなのです。
それが付いているのであれば間違いなく不正な基板ということになりますね。
現在パチンコ台には一方通行の出力する基板しか付いておりませんし、私も玉が詰まって台を開けることが多々ありますが、そのような配線が付いていることもありません。
先ほどの警察呼ぶぞ！のお客さんの対応も、そうぞ呼んでください。全面的にご協力いたします。ただしお客様自身でお願いします。と言うように指導されましたし、今現在はパチンコ台の部品をメーカーに知られずに手に入れるのもかなり難しくなってきていますので、遠隔については現在はほぼできない状況だと思います。
まわりのスタッフに聞いても止めた台がお座り一発で当てられたり、ほぼ間違いなく当たるであろう演出で外れたり、いろいろなことが起こるのでまたそこが面白い。とおっしゃってました。
ホールコンピューターの出玉調整
これも昔から話題になっているホールコンピューターの機能。
出玉調整。
つまり、予定より出すぎてしまったらブレーキが掛り、それ以上出なくなる機能があるのではないだろうか？ということです。
答えは、そんな機能あるわけない。でした。
先ほどの遠隔操作でも触れましたが、パチンコ台は出力する機能しかありません。
大当たり回数であったり、スタート回転数であったり、です。
それをただ単に集約しているだけのパソコンがホールコンピュータであり、台の出玉や、いくらお金が使われているかなど見れるようになっています。
それに働きに来ているお店ではホールコンピュータをほぼ触ることがなく、一日中ほかりっぱなしとなっています。
ただし、スロットなんかは遊技台のスペックからこの設定にすると全体でこれくらいの割数になるなど、ある程度の出玉の予測として使うことはできます。それがホールコンピュータです。
釘調整は
これは現在では触ることができなくなり、透明の釘のゲージシートなるものも取扱説明書に付属されてきていますので、それを実際の遊技台の盤面に当ててみてそのシートの釘位置よりも大きく釘が動いていれば、釘調整をしたということになります。
このようなシートの存在もあり、設定付きのパチンコ台の登場もあり、現在では台の傾斜以外にそこまで大きく釘を触る必要がなくなってきています。
パチンコ台のほうも釘の本数が極端に減ってきていると思います。
そして全然（スタートが）回らなくなっていると思います。
が、それがメーカーの普通の状態なのです。
かつては交換率も良くなかったのでガンガン回してもらうように釘も回る整備を施されていましたが、今はそのようなことはありません。
全然回らないけど周りのポケットに玉が入ってあまり減らないな。の状態が今のパチンコ台ということです。
この先、メーカーも設定付き、釘がほとんどない台、スタートががっぽり空いている台の登場などで、釘を触ることが意味のない台が増えていくと思いますよ。
Q ＆ A
働いてみて何か面白いことは？
あまり面白くないですね（笑）
（遠隔）ボタンを押してこいだとか、なんでこの演出で当たらないんだとか、警察呼ぶぞとか。。。
一応ボタンを押してこいというお客さんは（遠隔）信者という呼ばれ方をしていたのは面白かったですが。
