短すぎる賞味期限
いつもコストコで購入してしまうディナーロールとベーグル。
先日も年末の買い出しで色々と購入してきましたよ。
ポテチ多すぎ、年末年始も安心な？ポテチだけで合計20000kcalです。
ま、それはおいといて、コストコのパンの賞味期限ってものすごく短いと思いませんか？
12月20日に購入しましたけど、ディナーロールについては賞味期限は翌日の21日、ベーグルは22日です。
日本のパンに比べて異常な短さですね、実際その賞味期限日を迎えると、コストコのパンはカチカチになってしまいます。
これをパンに使われる食品添加物から考えていきましょう。
パンには添加物がいっぱい
それではコストコの裏面にあるディナーロールの原材料名を見ていきましょう。
●小麦粉、砂糖、ショートニング、脱脂粉乳、食塩、イースト、卵、アセロラ果実パウダー
（2019年12月20日現在）となっています。
簡単に覚えれそうな原材料名の数ですね。
それでは近所のスーパーで購入してきた食パンや菓子パンの原材料名を見てください。
ものすごい数の原材料名が並んでいませんか？？
かつて日本のパンや練り物には臭素酸カリウムが入っていたこともあります。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
臭素酸カリウム
食品添加物[編集]
かつてはパン生地、魚肉練り製品などの改良材(食品添加物)として用いられた[6]が、ラット腎臓における発癌性が指摘され、国によっては使用が禁止・制限されている。イギリスは1990年、ドイツは1993年、カナダは1994年、中国は2005年、食品への使用を禁止した。JECFAは1995年に「臭素酸カリウムの小麦粉処理剤としての使用は容認できない」と結論している[1][4]。
アメリカは全面禁止していないが、多くの州で、臭素酸カリウムを使用した食品にはその事実をパッケージに明記するように定められている。FDAは麦芽食品に対しての使用について、規制範囲内での使用については安全であると思われているが、最終製品のラベルにて添加した事を表記しなければならないと規制している[7]。
日本でも発がん性を認識されており、1982年にパン以外の使用は禁止され、パンについても添加は30ppm以下、かつ最終製品に残留してはならないと規制された[4][8]（日本の研究では、15ppmのパンでは不検出だが30ppmでは残存が確認された）。パンについても厚生労働省による行政指導で使用自粛が要請され、1997年にも検出される事件が起こり、パン関連の工業界では使用自粛が申し合わされた[8]。
2003年に日本パン工業会が、正常な製パン工程を遵守した場合には臭素酸カリウムは加熱により分解され、分析精度が向上した方法を用いてもパンから「残存が検出されない」[9]（「残存ゼロ」とは表記しない）とした。これを受けて、山崎製パンなどのメーカーは使用を再開した[10][4]。厚生労働省は2003年3月にこれを承認している[1]。ビタミンCなどを利用した代替方法が開発されていることもあり、引き続き使用していない製パン業者も多い。残存が検出されないことが前提のため、使用したことが製品に表示されず、消費者が使用の有無を知るのは困難である。JECFAは現在も評価を変えておらず、日本生活協同組合連合会は臭素酸カリウムを食品に使用すべきでないとしている[4]。
山崎製パンは製パン技術の向上を受けて、2014年2月より臭素酸カリウムを使用していない[11]。
パンが非常に柔らかくなるそうです。
また、コストコのパンにも使われるイースト、こちらは正真正銘の「酵母」ですが、あなたの持っているパンにイーストフードと書かれていませんか？それはパンの発酵時間を短くし、大量生産させるためのイーストであり、食品添加物なんですね。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
イーストフードとは、出芽酵母の栄養源としてパンや菓子類に使用する食品添加物のうち、食品衛生法において「イーストフード」の一括名称での表示が認められたものをいう[1]。安定した品質でパンを大量生産する為には必須とされている。出芽酵母が必要とする代表的な栄養素は、窒素(N)、リン酸(H3PO4)、カリウム(K)。
数類程度をビタミンCあるいはアセロラ粉末[2]などの酸化防止剤や酵素剤とともに添加する。
コストコのディナーロールも、アセロラ果実パウダーで大量生産の為にイースト菌の発酵補助がされているようですね。
いつまでもは怪しい
上記で臭素酸カリウムを使っていた国内のパン業界ですが、まだまだ怪しい点はかなりあると言っていいでしょう。
それは、
いつまでも柔らかい。
長すぎる賞味期限。
総菜パンが腐らない。
食パンも技術の進歩でしょうか？いつまでも柔らかいパンが多く、かなり日持ちもするし、メンチカツやコロッケや焼きそばが入っている総菜パンですら常温で長い賞味期限があります。
よく考えれば、これって気持ちの悪い事なんですよ。
私も料理をしますが、例えば焼きそばを家で作ってラップで密閉して冷蔵庫にも入れずに２～３日放置するのと同じです。
しかも夏でも冬でも関係なく常温です。
さて、コストコのパンがかなりまともに見えてきたのではないでしょうか？
長期保存させるような添加物はありませんし、パンの包装の密閉度も高くありませんから賞味期限も短く、パンもカチカチになるのでしょう。
（カチカチになったコストコのパンはレンジで数十秒温めると出来立ての様に超柔らかくなりますよ）
なんでも食べすぎには注意
なんでもそうですが、食べすぎには注意して食べましょう。
コストコのパンも、ポテチも例外ではありません。
コストコのパンも小麦粉についてはどこの小麦粉なのか分りませんし、その小麦粉の製造過程ではたくさん農薬が使われているのかも知れません。
ポテトチップスも、じゃがいもを高温の油で揚げたり、パンをカリカリに焼いたりすることで、発がん性分類2A（人に対しておそらく発がん性がある）に属する物質が発生することが確認されています。
日本人は2人に1人はがんになり、3人に1人はがんで死ぬと言われるくらいのがん大国なので、不必要なものはできるだけ避けて食べたいものですね。
Q ＆ A
日本に住んでいる以上食品添加物の摂取は避けては通れないと思います。
もう何年も前ですが、状況によって原材料を替えてくるコストコでさえもベーグルに臭素酸カリウムが使われていた時期があったそうです。
しっかり原材料名を確認して、できるだけ摂取量を減らした生活をしていきたいものですね。
