正しいLEDテープの接続方法

正しいLEDテープの接続方法小技
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amazonでおかしなレビューを見つけました。

お得意様のパチンコホール様から修理や演出に関しての相談を多々受けております。

今回はスロットコーナーの足元LEDのご相談です。

前回は岐阜システムさんの電飾看板くるるという商品をLEDにしたのですが、今回は足元をLEDで照らしたいという事でした。

実はこれ1台1台LEDにしてしまえば個別に修理可能ですが、導入費用が高額になり、個別でなくLEDテープで15mほど貼ってしまえば、作業は楽ですが、破損した際、交換が最大5mほどの単位での交換となりますが、導入費用がかなり安くなります。

まぁどちらを選ぶかと申しますと、当然、後者の方になりますよね。

ということで、LEDテープを探します。

かなりの光量を求めるならSMDというLEDを選ぶことになります。

こちらは1つのLED素子に、3つのLEDが入っており3倍明るいのです。

あと個人的にお気に入りのLEDテープがあるのですが、超爆光の2列LEDテープです。

実はこれ、ネオン看板や電飾看板などで使用してますが、めっちゃ明るくて私のお気に入り商品ですが、色が白か電球色しかなく、今回の足元LEDには選択できませんでした。

これです!2列なのでめちゃめちゃ明るいです。
https://amzn.to/3tE3hJp

ということで、本題ですが、LEDテープを探していますと、購入した商品のレビューで、このテープ暗くなりますとか、2つ接続すると光量がかなり落ちますとかレビューがございます。

見たところ、素人の方がおやりになっているようですが、あまり電気の事をご理解されていないようでしたら、電気屋さんに頼んだ方が安く済む場合がありますよ。

ということで、この暗くなるというレビューについて解説をしていきたいと思います。

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テープに対応した適切なワット数のアダプターを選んでください

見出しに書きましたが、適切なアダプターを選ばないと暗くなります。

まぁほぼ中国製となりますが、中には結構な良品もあり、限界のワット数を超えても電気を安定供給し続けてくれるような製品もありますが、寿命は短くなりますね。

本題から逸れましたが、

ほとんどのLEDテープは5m=12vの5A=60w

となっているはずです。

理解できていない方は、この5mで5Aということをよく覚えておいてください。

まず第一に、絶対に変動しない数値は電圧です。

ほとんどのLEDは12vで動作します。

これはご理解していると思います。

しかしですね、LEDテープの長さは設置する場所により、変わると思います。

バイクや、車、部屋の間接照明、今回のようにスロットコーナーの足元となると、15m弱必要になりますよね。

バイクや車が1m必要なら?

不変の数値は12v、(5mで5Aなら1mは1Aと覚えたほうが良いかも)変動する数値は結果、
12v × 1A = 12w必要となります。

ということで通常であればこんなアダプターがあれば良いですね。
かなり気に入って使ってます。
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しかし、先述の2列LEDテープやSMDのLEDテープは電圧は12vと書いてあるものの、このアダプター(12vの5Aの60)を使用するとLEDが暗くなる恐れがあります。というか無理して使う事になります。

お気に入りの2列LEDですと、その名の通り、12V5Aのテープが並列に並んでいることから、計算上、5mでも12vの10Aで120wの電源が必要になると言う事です。

SMDのLEDもしかりです。

SMDは3つのLEDの集合体です。

12v×15A=180w (※3つの集合体と言えど必ず3倍になる訳ではありません)

この計算ができないと、適切なアダプターを選ぶことができないと思います。

しかし、12v5Aで60wのアダプターは数多くありますが、これが12vで120wとかになると・・・あまり数も無く、かなり高額になってしまいますよね。

しかもアダプター1個で120wの電力消費もすれば、アダプターは結構熱くなり精神衛生上良くないです。

そういう時は、設置場所が許されるなら、ファン付きのスイッチング電源と言うのを購入してみてください。

値段の割にかなり長持ちしますし、300w~400wまでかなり数多く商品がラインナップされています。

私が良く使うのはCUREという商品ですね。ラインナップも多いです。
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ですので、何もアダプターにこだわる必要はありませんし、この様な電源を選んだ方が寿命が長いと思います。

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接続にもプロのコツがあります

それでは話を戻しまして、足元LEDですが、15mのLEDテープをこの360wまで使えるスイッチング電源で接続すればOKなんですよね。

と、いう話になると思います。が、実は落とし穴がありまして、

今回SMDの色付きLEDテープ5mをスロット島の片側3つ接続するのですが、両端から接続してやります。

つまり供給一つで15m照らすのではなく、両サイドから電源供給し、10mと5mと言う風にしてやります。

じつはこのSMDなんですが、3つ接続したところ、LEDテープ事態もかなり高温になり、(1秒間に15Aぶん電流が流れるので当然ですよね)結果、本来の金属抵抗値が上がってしまい、電流が流れにくくなる=暗くなる現象が発生してしまいます。

と、いうことで両サイドから挟むことで暗くなる問題を解決します。

大きな店舗の照明を一従業員が工事するようなことは無いと思いますが、この辺も良心的なプロに任せてもらえればと思います。

しかも重力に反して上側にLEDテープを貼り付けるのはかなり大変でした。

自宅でクリスマスの照明とか、小さなお店で棚の照明とかには参考にしていただけたのでは?と思います。

amazonのレビューに関しても暗くなるとかでしたら商品に関しては大丈夫な商品と言えます。

LEDは電球と違いますので、不良品であれば、点灯しない が正解です。

小技Amazon
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