前回の記事でもご紹介したように、アカウントなのかクレジットカード情報なのかが漏洩していることに気づきました。
amazonに関しては素晴らしい対応で、すべて元通りにしてもらった次第です。
素人にはアカウントが乗っ取られたのか、クレジットカード情報が抜き取られたのか知るすべもありませんが、両カードが際限なく使用されておりましたので、実際に体験した両社の対応をご紹介したいと思います。
また、他のサイトを拝見するに、被害にあわれた方もかなりお見えになられます。
サイトをご覧いただくことで2次被害を防ぎ、クレジットカード会社を決める契機にでもなればと思っておりますし、被害にあわれた方のサイトをご覧いただくだけでも、微々たる広告料が入るサイトもございます。
支援金だと思って最後まで読んでいただけると幸いに思います。
PayPay銀行の対応
発覚したらすぐに問い合わせる!
が、しかし!!
営業時間は9:00から17:00 チャット対応のみです。
ですので私は翌日まで漏洩に不安を抱えながら一夜を過ごしました。
とても安心できる状態ではありませんでした。
そして翌日チャットで問い合わせましたが、下記のような内容となります。
まず、引き落とされた明細をみて、そこに問い合わせてくださいとのことです。
(今回私はgoogleでしたのでgoogleに問い合わせを行いましたが、googleは決まった送信フォームがあるだけで、電話対応はありません。)
但し、クレジットに関しては対面使用は可能だが、ネット使用は不可となるような処置をしてくれました。
そんなことできるのか!スゲー!
そしてもちろん、ナンバーの変更(再発行)、カードは最速で届きましたし、郵便の簡易書留で発送の際の番号もお知らせしてくれますので、いつ届くのか事前に把握できました。
そして、一週間後、googleの回答は、
不正なアクティビティは見当たりません。
これ以上の調査は金融機関へお問い合わせください。
との事。(正直わかってましたよ)
先述の記事でも紹介しましたが、amazonは不正を検知して、しっかりアカウントの一時停止処置、使用される以前の状態に巻き戻し、の処置を行ってくれています。
話が飛びましたが、そのgoogleの情報をもとに、再びPayPay銀行コンタクトセンターへチャットします。
以下やり取りの抜粋です。
すごかったのはチャットの中の人は違う人かと思いますが、しっかり情報の共有がなされ、同じことを言う手間が省けました。
PayPay銀行からgoogleに対して返金請求を行ってくれるそうです。
注意点としては、最大2か月ほど掛かることと、googleに訴え(裁判ではないです)を起こすので、一時googleのブラックリストに入り、アカウントが停止になるかもとの事でした。
googleなんで期待してませんが、PayPay銀行さん頑張ってくださいと伝え、チャットを終えました。
まず思いましたのが、どちらにしてもスマートフォン1台でこの問い合わせを行うことは不可能に近いのではなかろうかと思いました。
メモしておけば良いのですが、どちらの明細に心当たりがありませんか?と言われても、スマートフォン1台しか持っていない方にはスマートフォンの操作が大変になると思いますし、ご年配の方には正直無理ではないかと思いました。
私の場合は、スマートフォンでいかなる問い合わせにも対応できるように、不明な取引画面、googleの問い合わせ画面を開きながら、デスクトップPCでチャットを行いました。
但し、対応はかなり良かったと思います。
楽天カードの対応
楽天カードも入り口は同じようなものでした。
不明な取引が発覚しても、
楽天カード株式会社コンタクトセンター |
---|
0570-66-6910 (営業時間9:30~17:30) ※上記電話番号がご利用いただけない場合は 092-303-7188 または 092-474-6287 をご利用ください。 |
とのことで、(盗難紛失には24時間体制)眠れない一夜を過ごしました。
こちらは電話ですが、混んでるとの事で、少し待たされましたが、早いほうだったと思います。
そして電話口で訴えましたが、まず言われたのは、本当に使用された覚えが無いのであれば、保証があるので安心してほしいとの事でした(いや、これを言われるだけでもすっかり安心しましたよ)。
そしてもちろん、カードの即時停止と再発行(再度審査あり)、そして専用のフォームにアクセスしてほしいとの事でした。
専用フォームに今回の不明な取引を記入し、送付してほしいとの事です。
そして、不正利用の検知チームにも引継ぎが行えるように、しっかり記入してくださいとの事でした。
この専用フォームは、コンタクトセンターに電話をした人だけが、このリンクからアクセスできるようになっているとの事です。
googleからの回答が来ておりませんが、e-NAVIを確認しながら身に覚えのない取引を記入しなければいけないそうです。
途中、文字数制限もあり、googleと同じかよ!と思いましたが、記入して待つよりほかありません。
その後の回答は、担当部署(不正利用検知チーム?)に引継ぎを行いたいので、他に言うことがあれば追加してねと、再び専用フォームが送られてきました。
ちょっと怪しそうな気配を感じましたので、再度初めからやり直しました。
(1回目の送信はgoogleからの回答がまだの状態でした)
googleからの回答を得た状態と、e-NAVIにもしっかり明細が出ている状態で再度送信しました。
が、発覚から10日、カードはまだ届きません。
まとめ
①どちらもコンタクトセンターには営業時間がある・・。
楽天カード:紛失・盗難に関しては24時間体制。
PayPay銀行:アプリやPCから即時利用停止を行える。
②コンタクトセンターの対応。
楽天カード:一般の万人向け、人間相手なので安心感がある。
PayPay銀行:アプリやPCを使いこなせれる技術が必要と感じましたが、決して悪くない対応。
③カードの再発行。
楽天カード:再審査があり、正直遅い、再発行に関しては発送状況の連絡は無いようです。
PayPay銀行:発送番号通知ありで、かなり迅速、しかしもうカードの色は選べない。
④セキュリティレベル。
楽天カード:3Dセキュアで安心!と書いてあるが本当に安心なのかちょっと不明に思った。
現状他社カードはナンバーレス化が進んでいるのと、アプリ等で色々操作可能ですが、楽天のe-NAVIは明細を見るのに特化している。
2枚目のカードを作らせるよりも、自身で番号発行できるようにすれば良いのでは?と思いました。
PayPay銀行:1日の取引上限、アプリでナンバーレスカードを4枚まで発行可能。
使いこなせれば高セキュリティカードに変身、被害も最小限にできる可能性あり。
しかし、ご年配の方には少々敷居が高いかも知れません。
⑤不明な(不正な)取引発覚後の対応
楽天カード:現在は・・・たらいまわし感を感じました。
PayPay銀行:こんなに簡単で良いのか?とお任せ状態になってます。(逆に不安?)
以上、こんな感じでしょうか。
楽天カードが悪く見えるかもですが、国内利用者数がかなり多いので、この事件を機に調べてみましたら楽天カードの不正利用に関しての情報は後を絶ちません。
これは単に母数が多いからだと思いますが、ならばその分、高セキュリティな仕組みを取り入れてもらいたいと切に願います。
何十年と楽天カードを使用しておりますが、あまりセキュリティに関して進歩、進化を感じませんね。
そして再度言いますが、不正利用のアルゴリズムに引っ掛かり、アカウントの一時停止処置をし、時間を巻き戻して頂けたのは、googleでもなく、楽天カードでもなくamazonという結果でした。
もうamazonカード作るか?って思いましたよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
同じような経験をされた方、これからクレジットカードを契約しようとしている方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。
また結果が出ましたらお知らせしようと思います。