日本の携帯料金
今更ではありますが、高い高いと言われ続けている日本の携帯料金ではあるが、実際どれくらい高いのか、平成29年度に総務省が世界の携帯料金と比較した調査結果がありますので、ご自身の携帯料金と比較してみよう。
平成29年度なので楽天モバイルはありませんが、三大キャリアと呼ばれる(MNO)、docomo、au、Softbankのうち、最も安いプランを世界の携帯料金と比較した金額となる。
正直三大キャリアを使用している人にとって月2G、5Gは耐えられないデータ容量だと思いますが、それでもパリより高く、月20G辺りが普通に欲しいデータ容量では無いかなと思います。
そうすると最も安い料金にもかかわらず、料金は第一位になってしまいました。
無論、訳も分からず契約されている高齢者の方たちもいらっしゃるかもしれない。
これが総務省の言う世界的にも料金体系が分かりずらく、携帯料金が高いという調査結果となります。
現在も携帯端末料金の値引き競争云々の話は出ており、料金体系が若干わかりやすくなったというお話は聞きますが、自分のデータ容量がどれくらいあるかは把握しているが、料金体系、つまるところ、それをきちんと説明できる人たちは私の周りには残念ながらいらっしゃらないし、劇的に安くなったという話も聞かない。
MVNOとは
三大キャリア(MNO)docomo、au、Softbankと、格安SIMと言われるMVNO事業者は何が違うのでしょうか?
MVNOはMNOから回線を借りて、その借りた回線を私たちに提供しているのですね。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
仮想移動体通信事業者(かそういどうたいつうしんじぎょうしゃ、英語: Mobile Virtual Network Operator, MVNO、モバイル・バーチャル・ネットワーク・オペレーター)とは、無線通信回線設備を開設・運用せずに、自社ブランドで携帯電話やPHSなどの移動体通信サービスを行う事業者のことである。通信サービスの提供には移動体通信事業者(MNO)の卸売をうけたり、仮想移動体サービス提供者(MVNE)の機能を利用したりする。
なお、総務省による定義では、「MNOの提供する移動通信サービスを利用して、又はMNOと接続して、移動通信サービスを提供する電気通信事業者であって、当該移動通信サービスに係る無線局(基地局)を自ら開設しておらず、かつ、運用をしていない者」である[1]。
つまりインフラ整備は三大キャリアに任せて、整備済みのインフラをお借りして私たちに格安で提供しているのです。
三大キャリアは長期的にインフラ整備に掛けた金額を回収しなければいけないので、その料金は自ずとユーザーの月額料金に乗ってしまうことになります。
MVNOはどれくらい安いのか
実際私が契約しているMVNO業者と比較してみましょう。
楽天モバイルと、LINEモバイルです。
今使用しているあなたの携帯料金と比較してみてください。
ちなみに楽天モバイルはデータ容量3.1Gのベーシックプラン&楽天でんわ
LINEはデータ容量1Gで、LINE使いたい放題に、楽天のIP電話のSMARTalk契約です。
LINEモバイルはLINE使いたい放題とはいえ、特殊な環境下でしか使用しませんが、データ通信プランでLINEが使用できて使いたい放題というのはLINEならではだと思います。
LINEアプリの通話を使用し、連絡もLINEなら全くデータ容量を気にすることなく使用できますね。
但し、全くの音声通話がLINEだけでは心もとないので、万が一の時を考えて楽天のSMARTalkを契約してあります。
他、楽天モバイルは仕事でも通常の音声通話を使用しますので、その分料金は高くなっています。
三大キャリアは特殊な環境下、家族ぐるみや学割適用などがあるとかなり安くなったりしますので、何の変化も受けていない私の料金と一度比較してみてはどうでしょう。
Q & A
とはいえ、データ容量が大きくなると高くなるのはMVNOも同じです。
ご自宅にも会社にもwifi環境があれば良いですが、そうでない方は安定した通信速度、データ容量のある三大キャリアの方が良いかも知れませんね。