まずは簡単な場所から
こんにちわこんばんわ、おげれつさんではありません、広報部さんです。
記念すべき100記事目はちゃんとしたDIY記事で車の修理をやってみたいと思います。
車好きならばピカピカの洗車好きだけで終わらせてはいけませんよ。
簡単な修理、メンテくらいはやれるようにしておくと、かなりの節約にもなりますよ。
とは言っても、板金・塗装なんかはある程度の技とガレージが必要になりますので、その気さえあればやれるところのパンク修理をご紹介します。
記事の最後にホイールが破損した場合の方法もありますので最後まで読んでくださいね。
パンク修理
一部写真を取り忘れて没頭してしまいました。
パンク修理もいろいろな方法があります。
ここでは一般的な扁平率55以上のタイヤを基準にご説明します。
扁平率が40や45ではホイールを傷つけたりする場合がありますので注意してください。
それと私の場合、BALから販売されているシガーライターに接続するタイプの空気入れをトランクに常備しております。
応急(テンパー)タイヤが車に積まれている方は、空気入れが装備されておりませんので一個持っておくだけで、パンク時にその場で応急タイヤに交換することなく、パンクしたタイヤに空気を入れて、スタンドまで自走することが可能です。
パンクしたまま走行しますとタイヤのパンク修理不能やホイール破損になりますので、応急タイヤに交換するか、空気を入れて自走するかどちらかにしてください。
BALの空気入れは壊れなくて安いのでお勧めです。
BALは車のタイヤだけでなく、自転車、ボールなどの空気も入れれるアタッチメントが安いのについてきてお得です。
一つ車に入れておくことをお勧めします。
パンク修理剤を使う
応急タイヤがほとんど使われずに廃棄されている状況から、環境に悪影響だと言う事で、今では応急タイヤを装着して販売されている新車は少なくなりました。
今では応急タイヤの代わりにパンク修理剤と空気入れがあらかじめ車に付いてくる車種が多いと思います。
これを使うのも手ですが、タイヤの中が修理剤まみれになり、修理剤を使うまでもないパンクがほとんどだと思います。
鋭利なもの(釘など)がタイヤに刺さっている状態のままにしておけば、空気の漏れも緩やかなので、修理剤を使わず空気入れを使うべきでしょう。
ですので刺さっているものを決して抜かないようにしてください。(ラジオペンチ等が無いと抜けないと思いますけどね)
パンク修理キットを使う
空気を入れてスタンドに走るのも良いですが、自分で修理する方法もあります。
スタンドであれば、最低でも3000円+消費税と言ったところだと思いますが、自分でキットを購入して修理すれば数百円で済ませることが可能です。
私はいつもこれを使ってますが、これ一つで3回パンク修理できます。
①ハンドルを切って釘などが刺さっている個所を見えるようにします。
②ラジオペンチなどで釘を抜きます。
③勇気がいりますが、スクリューリーマーでパンクの穴をゴリゴリ大きくします。
④シールにシール剤を塗ってインサートニードルでタイヤの中に押し込みます。
⑤引き抜くとシールが穴から出てきて切断されます。(出っぱなしでOK)
⑥空気を入れます。
これで直せます。
シールを入れるのに釘で開いたような小さな穴をゴリゴリと大きくするのには勇気がいるのと、シールが穴から飛び出してる(走っていると勝手にきれいになっていきます)のが大丈夫かなと不安になるくらいですかね。
ポイントはスクリューリーマーでゴリゴリと結構穴を大きくしないとシールがうまく入らないのでドキドキしますが、実は何度かやってますけど全然大丈夫なので安心してください。
タイヤのサイドウォールが破損した
この場合は修理ができません。
タイヤを新調しなければなりません。
しかし、気を付けたいのは純正タイヤをディーラーで頼んでしまうとかなり値段が高いです。
同じ会社の格安のタイヤと比べても4~5倍の値段はしますし、左右両方とも交換したほうが良いですよなんて勧められたりしますので絶対に節約派はあまりお勧めはしません。
一個だけブランドが違ったとしても、(前輪のサイドウォールが片方破損して)交換が必要であれば、溝の深さを統一するためなら、FF車(前輪駆動車)ならば、タイヤの溝のある後輪タイヤを前輪に持っていく。
タイヤのメーカー(ブランド)を統一させたいなら、FF車(前輪駆動車)ならば後輪のタイヤを前輪に持っていき、同メーカーの違うブランドのタイヤを後ろに持っていきます。(こちらを推奨します)
後輪タイヤはFF車(前輪駆動車)ならば単に回転しているだけなので、一般的な車種であればそこまでこだわる必要はありません。
タイヤのサイズ、扁平率、似たようなタイヤパターンを選択すれば大丈夫。
ヨコハマタイヤさんのタイヤ表記がかなり詳しいのでリンクを貼っておきます。
私の場合、純正タイヤの速度記号はH、軽自動車なのに210kmまで対応できるタイヤです。(これが値段が高くなる理由かもしれませんね)
もちろん前輪がパンクしても応急タイヤを付けるのは後輪になりますので、面倒ですが前輪がパンクした場合は、
①前輪がパンクしていても、そちら側の後輪をジャッキアップする。
②後輪と応急(テンパー)タイヤを交換する。
③ジャッキを戻し、パンクしている前輪側をジャッキアップする。
④パンクした前輪タイヤと元々後輪についていたタイヤを交換する。
ということになります。
片方応急タイヤで運転しますと車が少し傾いているうえに、ブレーキやコーナリングの挙動もおかしくなり、事故を起こしかねないので絶対にやめましょう。
応急タイヤは後輪装着です。
ホイールまで破損した
ホイールまで破損してしまった場合も、先ほどと同様で、新しいホイールを新調して、元のタイヤをはめ替えるよりも、ホイールとタイヤのセットで交換してしまったほうが安くなります。
その手段として、ヤフオク!などのオークションを使う方法です。
と、実はこの記事を書こうと思ったのもこれが原因です。
例のウィルスで会社が休業になったらローンとかどうしようと考え事しながら深夜に帰宅してましたら、鋭い縁石にタイヤの横の部分を乗り上げてしまい、ホイールごと破損してしまいました。
もちろんタイヤもサイドウォールが破損していますので、1本交換が必要です。
普通に考えれば、
新品or中古の格安タイヤ3000円
軽用中古スチールホイール3000円
はめ替え工賃、1000円
とかなり安く見積もってもこれくらいかかると思いますが、この場合は中古のスチールホイール付き純正タイヤを購入して自分で取り付けてしまった方がはるかに安く仕上げられます。
注意するのはこんなお店から買わないことと、
ハブ径を合わせること。
これであれば、同一メーカーの同じ車種から探す必要もなく、他メーカーの不人気車からも選択することができます。
てなわけで修理後の愛車です。
間違い探しみたいですけどどうですか?
パッと見分からないかなと思いますがどうでしょう?
と、こんな感じでタイヤサイズ、リム、そしてハブ径を合わせますと選択の幅が広がり、安い部品を調達することが可能なんですね。
ちなみにスチールホイール+タイヤ+ホイールキャップが付いて送料込み4000でした。
破損したタイヤはスチールホイールとともにオートバックスへ廃棄処分で、1本275円です。
いつも笑顔で引き取っていただけますのでお近くのオートバックスを調べてください。
合計4275円とジャッキアップとタイヤ交換に伴う背筋の筋肉痛のみで仕上げることができました。
自分で車検をやると分かるのですが、車の維持にはかなりのお金が掛かってますので、大好きな洗車以外の修理も自分でチェレンジしてみてはいかがでしょうか。
Q & A
事故しないのが一番なんですが、今回はかなり安くできたと思います。
それからブレーキパッドの交換もかなり簡単にできます。
重要保安部品となっておりますが、運転者は道路交通法により保守点検義務がありますので、自分で交換することも可能ですよ。