ZTE blade (softbank 003Z)にandroid4.2.2導入

ZTE blade (softbank 003Z)にandroid4.2.2導入スマートフォン

こちらの記事は2013年3月26日に作成された記事を再編集したものです。
2013年はandroid4がタブレットに搭載され始めた年で、こちらの記事は海外や、国内でもNEVERにまとめて頂いたりと話題になった記事です。
当時のスマートフォンの性能を確認しながら、また思い出しながらお楽しみくださいませ。

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ZTE blade (softbank 003Z)の性能

中国のZTE社から2010年に販売されたスマートフォンで、お世辞にも早い機種ではなく、国内のエントリーモデルよりも性能は高くなく、アプリの強制終了などが頻発する機種である。

搭載OS:android2.2

搭載CPU: Qualcomm MSM7227-1 600MHz (シングルコア)

RAM:512MB

2010年といえば、HTC社の HTC Dsire HD が販売された年と同じであり、各社メインで搭載されていたandroidOSは2.2、or 2.3となる。
CPUに関していえば、まだまだシングルコアも多かったが、翌年などから、国内エントリーモデルでも、デュアルコアが搭載された機種もありました。

そして私が初めてスマートフォンを手にしたのもこの機種であり、思い出深いものがあります。

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android4.0について

それではandroid4についての歴史を見ていきたいと思います。

android 4.0 通称 Ice Cream Sandwich
android4とはスマートフォン向けのandroid 2.3と、タブレット向けのandroid 3.xで二分化されたものを、一つに統合したバージョンである。

メモリ512MBでも動作するが、メモリ1GB以上ないと快適(≒高速)に動作しないため、日本のキャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)では、DRAMが1GB以上の端末のみ、android 4.0へのアップデートを行う。 (wiki調べ by 広報部さん)

その後、android 4.1/4.2/4.3 通称 Jelly Bean と言われるandroidが登場、搭載機種を拡大、project butter (ぬるぬる動かそうぜ)というprojectもあり、操作性はiPhoneのiOSのようになり、単なるマイナーチェンジというには違いすぎるほどのandroidOSとなる。

この革新的な通称 Jelly Bean というandroidOSがiPhineのiOSに近い動作をする為、Updateできない機種にroot化してでも Jelly Bean を搭載しようという動きがみられました。
このような市場の動きをみてかgoogleは android 4.4 通称 KitKat を登場させます。
これはDRAM512MBに対応するよう作られたandroidOSでUpdateできなかった機種も、このOSの登場でandroid4を触れることとなる。
が、実際はそこまで快適に動く機種はごく一部で、android4.4が搭載された新しいスマートフォンの登場を待ちわびることとなる。

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android4.2.2.の導入

ZTE社は私の調べる限り、root化を推奨しておりませんのその方法については詳しくは記載致しませんが、以前の記事などを読み解くと分るようにはなっておりますので、ご自身でお調べくださいませ。

HTC Desire HDでextパーテーションを作成しましたので、その要領で同じように ZTE Blade にもextパーテーションを作成してきます!

それと ZTE Blade の root化は、z4rootで簡単に取れますのでご自身で調べるようにしてください。

必要なファイルは以下。
cm-10.1-20130324-KonstaKANG-blade.zip
gapps-jb42-20130307-KonstaKANG.zip

これらが必要になります。
当方では一切配布いたしませんので、ご自身で探してください。

で、早速インストールしてみます。

と、このようにインストールされました。
RAMの使用もこれでもいっぱいいっぱい感が否めないですね。

ベンチマークをしてみる

それではベンチマークでスコアを確認してみます。

ベンチマーク測定ソフトはアンチュチュで測定。

限りなくアプリも空で無の状態で測定しましたので、かなり限界に近い数値だと思います。

他機種とのベンチマークの比較

rooted ZTE Blade android4.4.2:1887

愛機 HUAWEI honor9 android9:約130000

apple iPhoneSE:約124000

一概に数値が高ければ良いというわけではありませんが、快適に動作する、重いアプリもサクサク動かせるなど、一つの指標になっております。
数値がかなり低く、動作が重いであろうと容易に想像できますね。

実際に動かした感想

同じように、SDカードにextパーテーションを作って、ユーザーアプリを移動させておかないと、そのうち激しく重たくなります。

で、常用できるかどうか・・・なんですが、想像つくと思いますが、できないレベルではないですが、私はしません。

HTC desire HD (softbank 001HT)の方が4.2.2でもずっと快適だし、こちらの方が確実に常用できます。
ZTE BLADE(softbank 003Z)ではさすがにandroid4.2.2は辛すぎますが、方法によってはこんな機種でもインストールできますし、androidスマートフォンの自由度の高さを楽しめましたと思います。

では、さっさとcyanogenmod7.2に戻すことにします。

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